ササクレポン

ただのメモ帳のようなもの

梅田スカイビルに行ってみる

「『スーパーサイズ・ミー』観にいこー」と頑張って旦那を誘ってみましたが、「嫌。『スパイダーマン2』の方がいい」とあくまで『行きたくないサイン』を出しつづける旦那に降参せざるをえませんでした。『スパイダーマン2』なんて、もう公開してる映画館ないのに。と言うか『スパイダーマン』すら観てないのに。o(`ω´*)o

「クリスマスツリーだけでも観にいこうやー。空中庭園もあるしー」としぶとく駄々をこねてみると、意外にも「それなら行く」とOKが出てちょっとびっくり。旦那が好みそうなじゃなさそうなのに。ま、いっか。

という事で、梅田スカイビルに行ってみることにしました。

が、人・人・人の大渋滞。1階フロアは、縁日やゴスペルイベントなどで人がいっぱい。噂の大きなクリスマスツリーはその問題の1階にずどーんとそびえ立っていて、確かにキレイでしたが、人ごみ嫌いの旦那をひっぱって近づくことは不可能と判断しました。なので、ちょっと離れた場所から写真を撮ることに。

これでツリーは満足。次は空中庭園か・・・。

嫌な予感は的中し、空中庭園の入り口がある34階へ移動するエレベータを待つ人がいっぱい並んでました。ここまで来たからにはしょうがないと、私たちも続いて並ぶことに。「まだー?」と何度も訊いてくる旦那をなだめつつ根気よく待っていると、それなりに列は短くなってなんとかエレベータに乗れました。

34階に着くと、空中庭園へ続くエスカレーターがありました。これに乗ってたどり着いたところが空中庭園の中なのですが、実際乗るとかなり怖い!目の前に広がる美しい夜景をじっくり観ていられる心の余裕がありませんでした。

恐怖のエスカレーターを終えると、やっとのこさ空中庭園の中に入れました。さっきに比べると、ここの方が安全のような気がしてなんとなく安心。星型の短冊をツリーに飾るコーナーがあったので、わがままをいわず「幸せになりますように」と書いてつるしました。沢山の星型短冊が飾られたツリーは、アートみたいで結構かわいいです。

そのままくるりと回って、夜景を観たり、うっとりしてるカップルを観察したりしてました。

大体一周した頃、目の前に『屋上』と書かれた看板が現れました。まだ上があるようです。看板の先にある階段を上ると、下の階よりも美しい夜景が目の前にありました。窓や屋根がない分、景色がクリアです。

でも、寒い。そこにはひゅーひゅーと突き刺すような冷たい風が吹いていました。カップル同士かなりくっついてるのは、いちゃいちゃしたいがためだけでなく、本当にめちゃくちゃ寒いからなのね。早足で一周して、すぐに下の階に降りることに。あったかーい。

「もう見るもんはないかな?」ときょろきょろしてると『読売記念日新聞』なる機械がありました。特定の年月日を入力すると、その日の新聞をプリントしてくれるんだとか。

私と旦那は「これは面白い!」と目を輝かせ、自分の誕生日を入力してみることにしました。ちなみに私の生まれた日の一面の記事はこちら。

  • 予算政府案を概算決定
  • 米の電算機 政府、購入を決断 国鉄技研と労働省
  • F15 100機、P3C 45機 国防会議が導入決める
  • 交通事故19年ぶり9000人割る

私の生まれ月は12月なので『予算案決定』は「そんな時期やもんね〜」と納得。『電算機』って言葉、もう私語に近いんじゃないかな?今は『パソコン』だもんね。あと『F15』って文字もなんとなくドキドキ。

あと『夕刊は1月4日から』ってのも書いてありました。私が生まれたのはそんな年の瀬なのです。

なんだか、ツリーや夜景を観たことよりも、新聞の方が面白かったー。梅田スカイビルに来た時は、是非やってみて下さい。オススメですよー。