ササクレポン

ただのメモ帳のようなもの

お年寄りにゃんこのための本

これはだまされた。うちの居候ことお年寄りにゃんこのために「老猫さんの医・食・住」という本を買った後に、同じ出版社から出ている「ご長寿猫の医・食・住」を見つけてこちらも買ったんだけど。これがひどい。写真とイラストが異なるだけの同じ構成+同じ文章。1ページ1ページ細かくチェックしてみたんだけど、全く内容が異なるページが2ページほど、一言二言ちょこっと文章が変わってるページが5ページほど。文字だけ取り出して比べたら、どう見てもシンクロ率99%だよ。

どうも、もともと「老猫さん(7才以上)」の方が先に発行されてたんだけど、これより高齢の猫ちゃん向けの本を出して欲しいという要望があったらしく、「老猫さん」に最新の情報をふんだんに加筆+11才以上の猫ちゃんにターゲットを絞って発行された本が「ご長寿猫(11才以上)」なんだとか。しかし、どこが「ふんだんに加筆」なんだろう?イラストのこと?あと、老猫さん(7才以上)とご長寿猫(11才以上)の違いなのか、古い情報と最新の情報の違いなのか、わかんないトコがちらほら。例えば熱中症にかかった場合、「老猫さん」本だと「水に浸ける」って書いてあるんだけど、「ご長寿猫」本は「老猫さんは低体温になりやすいので、水に浸けずにシャワーをかける」って書いてある。うーむ、ダブルスタンダード。まあ、これは古い情報と最新の情報の違いなんだろうけど。

とはいえ、どちらの本もお年寄りにゃんこについての有益な情報がたくさん載っていて大変参考になります。個人的には、ほんのちょっぴり最新の「ご長寿猫」本の方がおすすめ。

ご長寿猫の医・食・住―11歳以上でも大丈夫!

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老猫さんの医・食・住―7歳以上は気をつけて

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