ササクレポン

ただのメモ帳のようなもの

隠れないで手袋さん

私の手袋はすぐに行方不明になるのです。短大の先輩の結婚式場で居なくなったと思ったら昼食をとった店の床に転がってたし、友人の家に遊びに行った帰りに居なくなってて探してもらったら私が座ってた座布団の隣に転がってたし。最近では、サンドアートの体験レッスンに行った時も気が付いたら私が座ってた椅子の隣の椅子に座ってやがったし。どうもこやつは私を惑わすことが好きなようです。なんとも小憎らしいやつです。

もちろん今日も嫌がるそやつを引きずり出して装着し、自転車こぎながら市内をさ迷ってると、なんだか手が冷たくなってるような気がしてふと手を見ると・・・またやつが居なくなったことに気が付きました。「このやろー、またかいな」とぷりぷり怒りつつどこで居なくなったのか思い出してると、なんとなく怪しいのが社会保険事務局でしたので、道を引き返して社会保険事務局に入り床をきょろきょろしていると「お忘れ物ですか?」と柳美里似のお姉さんがやってきて一緒に探してくれることになりました。が、居ません。「ないみたいなんでいいです」と申し訳なく頭を下げて事務局を後にしました。あやつはどこに行ったのやら?ともかく今日行った所を順次探していくしかないなあと自転車の鍵を手に取ろうとした瞬間、

ふにょ

と鍵らしからぬ感触が。おそるおそるショルダーバッグの中を確かめると「見つかっちゃった?てへ♪」と笑顔で見つめる手袋さんがおりました。

灯台もと暗し

また身をもって知った言葉が1つ増えました・・・。ってかいつもの場所と違うとこに隠れんな!