忘年会行くまでに旦那がキャッチボールをしたがってたのですが、なんかおなかが痛くなったので、家でごろごろしてました。そん時読んでた本はこちら。
- 作者: 宮崎駿
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1983/06/15
- メディア: 文庫
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『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』などの昔の(最近のは・・・ね)宮崎駿作品は大好きな私ですが、こんなすばらしい作品があることを全く知りませんでした。2年ほど前の東京出張に行く際に新大阪でこの本を見つけて、その世界の壮大さに一目ぼれして買ってしまったことを覚えています。
貧しい国を救うために豊かな実りをもたらす『金色の種』を求めて旅立つシュナ。長旅の途中、人身売買によって捕らえられた姉妹を救いつつ、『金色の種』があると噂される『神人の土地』へと1人乗り込む・・・。
『風の谷のナウシカ』とほぼ同時期に描かれた古い作品であることからか、宮崎駿作品の基礎となっている気がします。現に、冒頭の旅立ちのエピソードや途中に出てくる老人は、『もののけ姫』に引用されています。
恐らくこの作品を映画化することはないでしょうが、できれば沢山の人に知ってもらいたいです。歴代の宮崎駿作品の中でナンバーワンの完成度だと思うほど、すばらしい作品なんで。