ササクレポン

ただのメモ帳のようなもの

眠くなるお薬

夫は私の事を「眠剤」と呼ぶ。私が近付くと眠くなるらしい。そう言えば昔、赤ちゃんだった弟を寝かしつけるのは私の役目だった。抱っこして2階に上がって布団に寝かせて。添い寝しながらおなかをあたりを布団の上からぽーんぽーんと指で叩くといつの間にやらコロっと眠る。階段を下りて居間に戻る私を見ると、口の悪い母は「アンタが寝かすとすぐ寝るなあ。死んだかと思ったわ」と毎日のように言っていたのを覚えている。今ひざの上で猫が寝ている。私の「眠剤」効果で眠ったんじゃなくて単にひざの上で眠りたかったんだろうけど。さて。明日も仕事なんですけど、このひざの上のアンモニャイトはいつ目覚めるのか。ひざ主が布団に入れるのはいつなのか。